労働保険とは

労働保険とは、労働者災害補償保険(労災保険)と雇用保険とを総称した言葉です。

事業所は、労働者を1人でも雇っていれば、事業主や労働者の意思にかかわらず、必ず加入しなければなりません。

労災保険

労働者の業務災害及び通勤災害について、必要な保険給付を行います。
あわせて災害を受けた労働者の社会復帰、労働者の安全、衛生の確保、保障の充実など労働福祉事業も行っています。

雇用保険

労働者が失業した場合に、失業中の生活の安定を図りつつ、再就職を容易にするための失業給付や再就職手当、常用就職支度金の支給を行うほか、失業の予防、雇用の安定・改善を図るため、事業主に対して各種の助成をする制度です。

労働保険事務組合

労働保険の事務手続きは事業主が、最寄りの監督署または職業安定所に直接手続きするのが原則ですが、事業主にとって、大きな負担となっている場合が少なくありません。
そこで、刈谷商工会議所では、労働保険事務組合を設けており、事業主に代わって事務処理を行います。

労働保険事務組合とは

事務の軽減

雇用保険、労災保険の保険料の申告納付手続きや、労働者の入社、退職のときの届出等、 面倒な事務手続きを事業主に変わって処理します。

保険料の分割払い

原則1回払いの保険料を金額の大小にかかわらず3回に分けて納付できます。(自動振替が利用できます)

事業主の労災加入

通常は労災保険に加入できない事業主・家族従業員・法人役員も、特別に加入できます。(条件あり)

お知らせ!

①雇用保険料率変更のご案内

令和4年10月より労働者負担・事業主負担の保険料率が変更になります。
詳しい料率等については下記よりご確認ください。

②産後パパ育休(出生時育児休業)創設!!

令和4年10月1日より出生時育児休業(産後パパ育休)の取得の申し出ができます。
産後パパ育休は、通常の育児休業とは別に取得できる育児休業です。